Bomber丸World2

過去の資料

Bomber丸Worldの続編として考えるだけ考えていたゲーム。
1から5年後の話で、2つの国をまたにかけた戦争中の物語、クォータービュー、1と比べて視覚に頼ったインターフェース、フリーパーティシステムなど、色々な点で1とは大きく異なったものになる予定だった。
今では諸々の事情から開発は断念している。

中止になった理由

スケジュールの都合がつかない

1だけで手一杯ということです。
実は発案自体は1の大体のストーリーの流れができた頃だったので相当古いんですけどね。

天界の扱いが悲惨

何しろ前半と後半を繋ぐだけの役割です。
通り道です。

ふにゃをバッドエンドにできなかった

ふにゃは、ラスボス戦で死んだら当然バッドエンド、生き延びてもラスボスに記憶を消されてバッドエンド、ということにしたかったのですが、フリーパーティシステムのおかげで、ラスボス戦に参加しないハッピーエンドが存在するということがわかって、強制参加させる方法もなければラスボス戦抜きでハッピーエンドを崩せるようなストーリーでもなかったので、バッドエンドに統一できなかったというわけです。

難易度が変

序盤は実弾の銃を使い即死攻撃を試みる兵士が多く、中盤では人間その他の生物の心が生み出したモンスターとの戦いが多く、終盤は敵の思念で動き出した、オモチャ、お菓子たち、ということで、序盤からシビアで、しかしだからといって中盤からの敵をそれ以上強くするとそれはそれでおかしなことになる、ということなのです。

ストーリー

序盤:パルネッド

なぜか特に理由もなく隣の国と戦争が起こってしまったため徴兵されたシロとクロ。
しかしこの戦争は動機がはっきりせず実際に戦っている様子もなくどう考えても不自然であった。
しかし上官は負けボス級に強く逆らうこともできない……ように見えて、戦わず逃げ出すことにはあっさり成功。

※最初のイベント戦闘は攻撃の全く効かない上官との戦い。
実際には戦闘ではなくただのイベント扱いなので「逃げる」を選ばなければイベントが進まない。

こうしてあっけなく自由の身になったシロとクロは、近くに住んでいたおじいさんに孫を探してほしいと頼まれる。
また、別の者の話では、隣の国では原始爆弾とやらが開発されたという話もあった。

※ここでゲームの目的が戦争の阻止と、孫の捜索になる。

道中、ふにゃと出会う。
だが、ふにゃは自分が戦争に駆り出されて死ぬんじゃないかとひどく脅えて逃げ回る。
何度か追いかけて説得すると仲間になり、以後、あんこの家でふにゃを仲間からはずしたり入れたりできる。

また別の場所では、地下に幽閉されている少女(?)ミカを助け出すため、エイクと戦うことになる。
実かはなにやらエイクにいやらしいことをされているため出て行きたいらしいが、エイクを倒してミカを仲間にした後は、エイクの家で仲間からはずすことにより結局エイクのもとに戻ってくる。

※エイク戦のエイクは別段強くはないが、最初のターンで全画面をカーテンで覆って隠してしまうため状況がわからず非常に戦いにくい状況となる。
また、エイクは戦闘中どんどん相手の装備を引っぺがしていく。
ちなみにミカの装備は「服」である。

その後なんだかんだで北へ向かうと、「かみさま」に出会い、天界へといざなわれる。

※パルネッド国内の敵は取り急ぎ集められた兵士が多く、使いこなせもしない銃を持っている。
だが、命中すると即死なので難易度は序盤ほど厳しいものとなる。
また、それにあわせるように序盤から最大攻撃力を持つ仲間が登場する。
その最大攻撃力の原因が重火器であることは言うまでもない。

中盤:天界

「かみさま」とは言っても、天界に来ればただの住人である。
天界には人の信仰心の数だけ神がおり、特に信者の多い神は力が強い。
その中でも全ての神の頂点に立つ全知全能の神は今回存在が明かされるだけで別に何もしない。
結局力のそう強くない神どものごたごたを解決するとさっさと通り過ぎることになる。

こうして天界から落ちてくると、そこは[[パルネッド]]と隣の国を繋ぐ、海に浮かぶ氷の道の上だった。
ここではスケーターと戦いながら隣の国を目指すことになる。

※氷の上のボス、スケーターは滑りながらの戦いとなり、戦闘不能になった仲間は氷の上に取り残され、戦闘中は復帰することができない。
この戦いに勝利した後はパルネッドと隣の国を自由に行き来することができるようになる。

終盤:隣の国(名前はまだない)

名前をつけていないことからもわかるように、ここのストーリーはラスボス戦以外は特に考えていない。

※ここに出る敵は、オモチャの兵隊、カシノパック、など。
相変わらず即死攻撃が多い。

とりあえずお偉いさんと話をつけるため、王のいる建物(もちろんどんな建物かも考えていない)に乗り込むが、警備員はほとんどいないし、いたとして子供がオモチャで遊んでいたりお菓子を食べているだけだった。
こうしてあっさり奥へたどり着き、おっさんの大臣と話ができる。
が、おっさんは話を聞かずさっさと爆弾のスイッチを押しに更に奥へと向かってしまう。
先回りしないとパルネッドが滅びてゲームオーバー、先回りして邪魔すると、アサシネーターが登場して、大臣&アサシネーター戦となる。

※この戦いでは、アサシネーターが前列、大臣が後列にいるが、アサシネーターを攻撃するとよけて後ろの大臣に当たり、アサシネーターの攻撃も、振りかぶった瞬間にやはり後ろの大臣に当たる。
つまり、事実上アサシネーターと一緒になって大臣をリンチしてるだけということになる。

実はアサシネーターの正体は、ロボットの体を借りたクリアス・マテリアレスだった。
彼が言うには、この国の様子がどう考えてもおかしいため、子供の警備員をオモチャやお菓子で手懐けながら建物へ潜入したのだという。
そんな話をしていると、もっと奥から小さな子供、この国の王が現れた。
そして、その子は最初に捜索を依頼された行方不明の子であった。

※ここでラスボス第一形態、マコとの戦闘となる。
ここで、ミカはマコの先生、某仲間はマコの父親であるため、仲間に加えている状態で戦闘に入ると一瞬で戦闘終了となる。

こっぴどく殴られて正気を取り戻したマコ。
そしてマコに取り付いて悪さをしていた悪魔が姿を表す…!

※この後本当のラスボス戦になるが、ラスボスたるものの余裕なのか、態勢を整えてから出直すことができる。
特にこのとき仲間になるマコは絶望的に弱いため、そのまま戦いに突入するのは自殺行為となる。
なお、ラスボス戦だけは死んでもゲームオーバーにならず、死んだエンディングを迎えることになる。
シロとクロが死んだ場合も、主人公のいないエンディングとなる。

今後について

1に移行できる部分は1に積極的に取り入れていく方向で検討する。